Site Network: Institute of Rhodesian Army | Link

当サイトについて

当ウェブサイトをご利用いただくにあたっての、注意事項はご利用規定に掲載してございますので、ご確認をお願い致します。また、当ウェブサイトを作成するにあたり、参考にさせていただいた資料につきましては参考文献に纏めて掲載させていただきました。

当サイトについて

サイトの目的

当ウェブサイトを設置した目的は、日本ではあまり紹介のされることのない、ローデシア問題に関する情報を収集し、閲覧者に提供することとなります。

内容について

当ウェブサイトには、ローデシアおよびローデシア軍を紹介する内容が含まれていますが、人種差別主義的な政策を実施したローデシア政府およびローデシア軍を賞賛する目的は一切ございません。しかし、当サイトでは、ローデシア政府およびローデシア軍を、断罪することも致しません。

なぜなら、現在においては、人種差別は決して許されることではありませんが、ローデシア紛争が勃発した当時の1960年代では、人種差別に反対する良識のある白人は少数派であり、白人による有色人種に対する差別は、当たり前のこととして行われていたからです。そのため、現在の基準から、白人至上主義の社会で生活していた、ローデシアの白人を断罪しても、歴史から何も建設的な教訓を引き出すことが出来ないと考えるからです。

また、戦争犯罪にあたるような行為は見過ごされてはなりませんが、ローデシア政府の政策に誤りがあったにせよ、ローデシア軍の兵士は、自分の家族や国家を守るためと信じ命を賭けて戦ったのですから、戦闘行為の全てを断罪することは出来ないと考えます。

多くの戦争に敗れた国家と同じように、ローデシアでは兵士は国家を護りましたが、国家は兵士を護れなかったのです。

しかし、1960年は「アフリカの年」と呼ばれたように、アフリカ大陸で17カ国が独立を達成しており、1964年7月2日にアメリカ合衆国で公民権法が制定されるなど、当時でも、世界は確実に人種差別を撤廃する方向に向かい始めていたこと、また、ローデシアの経済発展は、アフリカ人の伝統的な生活様式を破壊し、アフリカ人を低賃金労働者として搾取(ローデシア政府はアフリカ人労働者の賃金を抑えるため具体的な政策を実施していた)することでなりたっており、決して白人の力だけで達成されたものでは無いこと、などを忘れてはならないでしょう。

つまり、当サイトは「正義がどこにあるのか?」ではなく「何が行われたのか」を重視しております。そのため、ローデシア軍の愛好家の方と、人種差別に反対する方の双方から、お叱りを受けるかと存じますが、なにとぞご容赦下さい。